【3学年フィールド学習 湧別のチューリップと屯田兵体験!】
5月28日(火)、3学年のフィールド学習で「上湧別チューリップ公園」と「湧別町立ふるさと館JRY」へ行ってきました。
当日は快晴で、気温も20℃と過ごしやすい一日となりました。
チューリップ公園に入場すると、まず目に入ったのは風車でした。そこから流れるストリートオルガンの音色、そして一面に広がる色鮮やかなチューリップの花々が私たちを出迎えてくれました。
植え付けられた約7ヘクタールもの広大な敷地内を、生徒たちはそれぞれのペースで散策。200品種・70万本のチューリップを、iPadでさまざまな角度から撮影していました。「こんなにすごい場所があるとは思わなかった。来れてよかった」といった声も聞かれ、湧別町の自然の魅力を体感することができました。
昼食は外でお弁当を食べました。生徒たちは大盛弁当をすぐに完食し、「なんだかまたお腹がすいてきた」と1人冗談を言うと、「早い早い!」と盛り上がる場面も見られました。
午後は、チューリップ公園に隣接する「湧別町立ふるさと館JRY」へ移動しました。
ここでは、湧別町の屯田兵に関する歴史資料や模型が展示されています。
館内に入ると、中央に木造の屯田兵屋が再現されていました。その家に入った生徒の一人が「これ、鶴の恩返しで見たことある家だ」とつぶやくと、それを聞いた館長の中島様が「昭和30年ごろまでは、みんなのひいおじいちゃん、ひいひいおじいちゃんがこういう家に住んでいたんだよ」と、丁寧に説明してくださいました。
生徒たちは熱心に資料を読み取り、調べ学習に取り組んだあと、屯田兵体験を行いました。実際に屯田兵が食べていた米・大麦・きびを混ぜたご飯を試食したり、当時の股引を身につけて動いてみたりする活動です。
ご飯を食べた生徒の中には「これは毎日でも食べたい!」とおかわりをする姿も見られました。屯田兵は1食二合のご飯で必要な栄養素を摂取していたと教わり、食文化からも歴史を学ぶことができました。
食後はホールで股引の体験です。館長は、実際に股引を履いてマラソンに出場した経験があり、「とても動きやすい」と教えてくださいました。実際に履いた生徒たちもホール内を元気に動き回り、「本当だ!ジャージより動きやすい!」と、その機能性を実感。屯田兵が重労働をこなせた理由の一端を、服装の面から理解することができました。
帰りのバスでは、生徒一人ひとりが「楽しかった!」とフィールド学習を振り返り、学びの多い一日を過ごすことができました。

上湧別チューリップ公園 集合写真

上湧別チューリップ公園 チューリップ

上湧別チューリップ公園 学習風景

食事風景

ふるさと館JRY 屯田兵屋

ふるさと館JRY 食事体験

ふるさと館JRY 股引体験

ふるさと館JRY 集合写真