【第3学年】日本最大の砂嘴「野付半島」を散策!
9月6日(金)に今年度5回目のフィールド学習を行いました。
今回は日本最大の砂(さ)嘴(し)「野付半島(別海町)」と「標津サーモン科学館(標津町)」へ。
朝方に雨が降っており天候が心配されましたが、出発時から快晴に変わり絶好のフィールド学習日和となりました。
午前中は尾岱(おだい)沼(とう)漁港からクルーズ船に乗り、野付半島へ。野付湾は平均水深が1〜2mほどの遠浅の海で「アマモ」という植物が海にアマモ場を形成しています。 その面積は湾内の約70%を占め、日本最大規模の広さを誇っています。アマモ場は、名産の「北海シマエビ」の生息地としてや、「ゴマフアザラシ」の夏の休息地になっているため、船からIPadで写真を撮ったり、普段見られない光景に目を奪われていました。
クルーズ船を降りてからは野付半島を散策しました。半島には海岸草原性湿地、森林、砂浜、塩性湿地、高層湿原など様々な植生が広がり、「トドワラ」や「ナラワラ」のような塩害によって枯れた木々が立ち並ぶ荒涼とした風景が広がる素晴らしい景色でした。また「オオワシ」や「シカ」などの動物も見ることができました。ネイチャーセンターに到着してからは北方領土の一つである「国後島」を間近で見ることもできました。
午後からは「標津サーモン科学館」を見学しました。標津町は北海道内でも有数のサケの水揚げ量を誇る町でサケ科魚類展示数日本一の水族館です。館内では見学だけではなく「ドクターフィッシュ体験」や「チョウザメ指パク体験」などの触れ合いコーナーも楽しむことができました。
天候に恵まれ、北海道らしい体験をすることができ、大満足のフィールド学習となりました。