ご挨拶

日本体育大学附属高等支援学校より

日本体育大学附属高等支援学校

校 長

平野 雅嗣

北海道の大地で育まれる大きな自信

本校のHPをご覧いただきまことにありがとうございます。

本校の教育の柱である「スポーツ」「労作」「情操」の三分野は人間づくりの重要な基礎であり、生徒の興味・関心を芽吹かせる土壌になるものと考えます。自然に恵まれた地の利を活用して様々な教育活動により心躍る体験を作り出し、豊かな人間性を育む学校づくりに励んでいます。

日本体育大学の附属としてスポーツ教育に力を注ぎ、技術の向上だけでなく健全な心と身体を養い、雄大な自然に触れながらの労作教育、芸術を体感する情操教育、将来につながる職業体験などを通じて、生徒はそれぞれに「未見の我」(まだ見ぬ自分)を探泣し、将来的に「地域で自立して生きる」ことを目指して日々努力を重ねています。


日本体育大学附属高等支援学校は
地域ともに開かれた学校づくりを目指しています。


学校法人 日本体育大学より

学校法人日本体育大学

理事長

松浪 健四郎

日本体育大学の新たな挑戦

共生社会の実現に向けて

創立130周年を迎えた学校法人 日本体育大学は、建学の精神「體育富強之基」を掲げ、全国に体育・スポーツ指導者を輩出してまいりました。スポーツ文化や国民の体力向上にくわえ、人々に希望と勇気を与えてきたのも日体大の誇りであります。平成26年度からは、「医療も日体大のフィールド」とし、保健医療学部を設置しました。一方、スポーツ基本法が施行され、障がい者のスポーツ教育の必要性も生じ、日体大は附属高等支援学校を世に先駆けて設置することになりました。スポーツ教育を基軸に、労作(農業)教育と情操(芸術)教育を行う個性的な学校です。共生社会への新たな日体大の挑戦であります。


日本体育大学より

日本体育大学

学 長

石井 隆憲

 

自立心・自主性を開花させよう

 本校では、生徒一人ひとりが将来自立して社会生活をおくることができるようになるための基礎的な生活習慣の獲得を目指しています。

 そのために3つの教育の柱を掲げています。一つ目の「スポーツ教育」では体力をつけ、健康の増進を図るだけでなく、ルールの遵守や礼儀作法、またモラルも身に付けていきます。二つ目の「労作教育」では作業や就労の体験的学習を通して、労働の大変さやありがたさ、また達成感といった経験値を上げていくことになります。そして最後、三つ目の「情操教育」においては感性を養うべく、音楽や芸術に触れていくことで、表現力豊かな感情を培っていきます。

 このような学習を続けていくことで、生徒の中に眠っている自立心や自主性を開花させていくわけです。ぜひ、日本体育大学附属高等支援学校での学びを通して、一回りも二回りも大きく成長することを願っています。


網走市より

網走市長

水谷 洋一

市民をあげて歓迎いたします

網走の朝。漁の操業に出かける船のエンジン音が、静かに響く。一気に街中の木々が新緑に染まる。涼しい朝の光を求めてウォーキングやジョギングを楽しむ市民がそこにいます。世界最南端に流氷が接岸する街、網走。その流氷こそが、海と大地のおいしさを運んできてくれます。オリンピック選手やワールドカップ出場の選手たちさえも、強化のための合宿地として選ぶ網走には、その練習環境、体を作るためのおいしい食事、そして休養と、スポーツを強くする環境があります。春夏秋冬。厳冬の寒さがふとして緩んで春を感じ、夏の盛りに秋風の音に驚かされる。そして収穫の秋に喜びを見る。自然とともに生かされる人間の生き方と、大地が見せるやさしく、時には厳しいその表情は、きっと、ここに来られる生徒たちを、立派な大人へと成長させてくれるものと確信しています。皆さまのご入学を、市民をあげて歓迎いたします。